パワハラが怖くて叱れない、もう関わりたくないという上司。些細なことでパワハラだと主張する部下。怒られ、悩みを抱え離職してしまう新人。
アンガーマネジメントを身に付けると、感情に頼らず、「自分が怒らない伝え方」「相手を怒らせない伝え方」ができるようになり、良質な職場環境ができます。上司と部下の関係が再構築できたら、もっと職場は活気づき、生産性も上がるでしょう。
※アンガーマネジメントサポートは
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
認定ファシリテーター® 加藤和仁が
主催するものです
近年、注目を浴びている『アンガーマネジメント』をテレビや新聞、雑誌など、数々のメディアを通して耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。1970年代にアメリカで生まれたアンガーマネジメントは「認知行動療法」をベースにした心理教育・心理トレーニングです。「怒り」だけでなく「いらだち」「嫉妬」「悲しみ」「不安」「不満」「後悔」などの負の感情に着目して対人関係の問題解決を図るスキルで、その場にふさわしい感情表現ができるようになります。アンガーマネジメントはいわゆる「トレーニング」ですので本人の性格や能力に関わらず、方法を正しく学んで、継続することで誰にでもできるようになることが特徴です。
感情コントロールが大人として必須のアメリカでは常に人気の講座で、日本でも累計170万人以上(※)が受講し、多くがその効果を実感しています。※一般社団法人日本アンガーマネジメント協会調べ(2023年)
アンガーマネジメントと聞くと怒っているほうの対処法と思っている人が多くいますが決してそうではありません。人間関係において叱って(怒って)いるほうだけが問題があるということはなく、叱られる(怒られる)方にも相手を怒らせてしまう要因は多々あります。怒っている方は「制御する技術」や「ハラスメント回避技術」を身につけ、怒られている方は、「相手を怒らせない技術」や「上手く受け流す技術」を身につけることで、お互いが不毛な感情に振り回されなくなります。その効果ゆえにビジネスだけに留まらず教育機関、育児などへ活用が広がっています。
職場では、年齢や価値観、立場は違っても、「一緒に話し合い、成果を出すこと」が求められます。さまざまな価値観を持つ社員が増えると、自分の価値観と違う人間へのいら立ち、怒りを募らせ、トラブルを招きます。企業でのアンガーマネージメント研修は決して社内の怒りっぽい人間を諫めるための手段ではありません。社員それぞれがどんな価値観を持っているのかを再確認して、働きやすい環境を再構築すること、そしてチームに欠かせない信頼される人材を増やすことです。実際、イライラすることで仕事のパフォーマンスが落ち、たった一度の『怒り』がきっかけで、今まで自分が築いてきた人との信頼関係やキャリアが崩れてしまうこともあります。
パワハラが怖くて叱れない、もう関わりたくないという上司。些細なことでパワハラだと主張する部下。怒られ、悩みを抱え離職してしまう新人。
アンガーマネジメントを身に付けると、感情に頼らず、「自分が怒らない伝え方」「相手を怒らせない伝え方」ができるようになり、良質な職場環境ができます。上司と部下の関係が再構築できたら、もっと職場は活気づき、生産性も上がるでしょう。
身近な人へは「言わなくてもわかってくれるはず」という固定観念や思い込みが生まれやすく、「怒り」は身近な人へほど強くなる傾向があります。
親がアンガーマネジメントを身に付けることで、親自身が「イライラ」から解放され子育てが楽になります。また親の感情は子どもに伝染するので、子どもの心の安定と成長にも大変役立ち、夫婦のパートナーシップも育まれます。
いじめ・体罰・保護者とのトラブル…。最もアンガーマネジメント教育が必要とされる場所、それが学校です。
子どもの時に情操教育を身に付けておかなければ、すぐにキレる癖がついてしまい、怒りで後悔や苦労をすることが多くなります。アンガーマネジメントでは、「自分の感情を大切にすること」と「相手の感情も大切にすること」を同時に学び、感情コントロール力が身につくので子供にとっては一生の財産になります。
アンガーマネジメントはノンクリニカルであり、医療行為ではありません。
10分で怒りの癖診断
「アンガーマネジメント総合診断」
わたしは何にイラっとしているのだろう? 器の大きさはどれくらいなんだろう?わかっているようでわかっていない自分の感情癖。「怒りの感情」の傾向を冷静に分析してみると、自分の意外な深層感情がわかります。怒りのクセ、傾向、器の大きさなどを偏差値で算出して診断書を発行します。(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会提供)
個人セッション・法人研修・法人グループセッションは料金内に含まれています
加藤和仁Kazuhito Kato
高齢者、外国人、障がい者、LGBTQなど多様性の進む社会でハラスメントの無い「働きやすく、働きがいのある職場づくり」のためにアンガーマネジメントの専門家として研修・講演・カウンセリングを行っている。また個人向けにパーソナルトレーナーとして感情コントロールの指導や認知行動療法を使用したカウンセリングを行なっている。
アンガーマネジメントは一生モノのスキルになります
年齢を重ねるにつれ自分の感情表現が本心と一致していない事に気づきつつも、こうあるべきだという上司像を演じるために気づかないふりをしていました。だんだんと相手にされなくなり、孤独感が増す中で、思いがけず口走った怒りの感情をぶつけてしまったときの相手の悲しそうな顔を忘れることができません。「本当は怒りたくない」の本心と、口に出る言葉を一致できるようになりたい。これがアンガーマネジメントについて学ぼうと思ったきっかけです。きっと同じ思いをしている人は多いのではないかと思います。
人はどうあっても変えられないことを「変えたい」と言い、イライラします。そして簡単に変えられることを「変えたくない」と言って、またイライラします。そこには自分の正義…「こうあるべき」が邪魔をします。そのイライラの矛先は身近な人へほど強く、立場の弱い人へと向かい、連鎖します。
自分の感情に責任を持つ。それがアンガーマネジメント。高齢者、外国人、障がい者、LGBTQなど多様性の進む社会ではこれからもっと必要になることでしょう。あなたの「怒り」で愛する人や大切な仲間を傷つけ、後悔しないためにアンガーマネジメントスキルを身につけること。それは一生の財産になります。
講師として大切にしていること
研修・講演実績
株式会社LIXIL 三井住友建設株式会社 名古屋外国語大学 名古屋学芸大学 PTA協議会 高等学校校長副校長会 福祉施設 介護施設 医療機関 行政機関 教育機関 保育所幼稚園 一般企業 各種業界経営者会、ほか
個人カウンセリング・トレーナー実績
経営者 管理職 教員 サービス業 子育てママ(パパ) スポーツ指導員 エッセンシャルワーカー クレーム対応従事者 発達障害者 ほか