2024.07.15 (月)
私たちは「なぜそんなことを言ったの?」「どうして言うことがきけないの?」というように、一見理由を訊いているようでありながら、相手を責めるような言い方をしていることがあります。
こんな時、相手からはあなたが期待している答えは返ってこず、さらにイライラすることでしょう。
もしくはただただすみませんと言うか黙り込むかではないでしょうか
これは大人でも子供でも変わりません。
こんな時は「どうしたら……できるかな?」という聞き方を癖づけるとイイでしょう。
「どうしたら、期限に間に合うことが出来るかな?」ときいた方が、相手は「…そうですね。もう少し~~」というように、「回答」をしやすく想像しやすくなります。
ポイントは、「どうしたら…」と尋ねることで、相手が答えられる環境を与えることです。
加えて、「……できるかな?」という尋ね方をすることは、暗に「あなたなら、きっと出来ると信じている」というメッセージを送ることにもなります。
相手も無意識の内に「相手の信頼に応えたい」という気持ちを抱きやすくなることでしょう。
質問をする際にちょっとした工夫をするだけで、「怒られてしまった」という誤解を防ぎ、怒りのぶつけ合いを防ぐことが出来ます。