2023.06.30 (金)
ストレスに直面した時、じぶん観察してみると、あることに気づくことがあります。
それは「型」があるという事。
私たちがストレスに直面した時、その対処には人それぞれ対応の仕方に型があります。
問題や状況、状態に応じて自分の中にいくつかある型のなかから無意識のうちにそれを使って対処しています。
「型」はその状況に応じて適切に選んで使えればいいのですが、実際は自分にとって使いやすい、使い慣れている型を無意識に使ってしまう事が多いのです。
その中でも「怒る」は実は使いやすい「型」なんです。
「怒る」というのも型の一つ。
怒りっぽいというのは怒る状況にたくさん出会っているのでは無く、怒る選択の回数が多いのです。
怒る回数が多いと使っているうちに慣れてしまいそれがその人の型になってしまうのです。
これを感情の癖と言います。
「怒り」という本来扱いにくい感情がその人にとっては使いやすい感情になってしまいます。
癖は一度ついてしまうとなかなか変える事ができません。
子供の時にこの癖がついてしまうと大人になってもキレる癖が抜けず社会生活で様々なトラブルに巻き込まれてしまいます。
適切な感情トレーニングは子供のうちから癖になってしまう前に教える必要がありますね。