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【コラム】呪いのスキーマ

怒りの感情は誰でもコントロールしづらいものです。その原因は自分の「こうあるべき」があなたを強く縛っているから。

その「べき」を守るためにあなたは怒りをつかっているのです。

こうあるべきは心理用語では「スキーマ」と言いますがその人にとっての、その人だけの「深い思い」「マイルール」がスキーマです。それはこれまでの人生であなたに無意識にかけられた「呪い」みたいなものです。
呪いですからあなたは何も悪くありません。

特に子ども時代に作られたスキーマは今のあなたに生きづらさを与えているかも。

ほとんどの人は「生きづらいなあ」と思ってはいても、その原因を考えたりすることはありません。

どうやってそのスキーマは作られたのか。

子どもの頃の感情欲求は5つあるのですが、これらが子どもの頃に満たされずに大人になると「生きづらさ」につながってしまうと言われています。

こども時代や思春期のあなたを取り巻いた環境や対人関係が大きな影響として挙げられます。

・親にどのように育てられたのか
・言われて傷ついたこと
・兄弟との関係
・おじいちゃんおばあちゃんとの関係
・学校の先生、同級生との関係
・助けてくれた人はいたか

などなど様々な要因が生きづらくさせるスキーマを作っています。

そして「怒り」という行動が感情コントロールをしづらくしているのです

その「呪い」が何なのかを知って手放すことができれば縛られることなく生きるのが少しは楽になるでしょう。

とは言ってもよくわからないですよね。
子供の頃、何がわからないかがわからない状態と同じです。

そんな時はまずは呪いを見つけてみるところから始めましょう。

生きづらいのは呪いが何かがわからないから。
呪いを見つけられれば解決したも同然です。

アンガーマネジメント個人セッションではそんなサポートをしています。