【コラム】エクスターナライジング

あなたの怒りはどんなカタチをしていますか？
怒りは人の言動や表情を借りて世を忍ぶ仮の姿として見ることはできますが怒りの感情そのものは目には見えません。

だから扱いづらく、誤解され、振り回される人が多くいます。
アンガーマネジメントのテクニックの一つに「エクスターナライジング」があります。これは自分が感じる怒りの色、形などを描き、怒りを視角化することで怒りを実感・理解しやすくするワークです。

子供向けのアンガーマネジメント講座では感じた怒りを自由に絵に描いてもらいます。
子供は実に色々な絵を描きます。
真っ赤でトゲトゲしたものを描く子。
真っ黒なモヤモヤしたものを描く子。
カラフルに描く子。

描くだけでなく熱いや冷たい、触るとチクチクするなど色々な感想も言ってくれます。
見えない怒りを描くことで理解しやすくなって一気に怒りの理解が進みます。
自分の中にあったイライラが見てもらえてスッキリしたという子もいます。

実際大人でもやってみると自分の中の鬱積したものを吐き出すことができます。